記ログ

萌えとか、萌えとか、疑問とか。

『どうしても触れたくない』

この映画を語る前に、この後2本観たんですが、あまりにも、なんか、鑑賞後の気持ちがよくわからず、もう一度確認しないとと思い、再度、観に行ってから感想をと、だいぶ経ってしまいました。

 
ネタバレを含みますので、これから、楽しみに観たい!って方は、そっと、戻るか閉じるでお願いします。
 
あくまでも、超個人的戯言なのでご了承ください。
 
 自身の腐歴から語るべきかと迷いましたが、これを書き始めると映画に触れるのが、いつになるかわからなくなりそうなので、とりあえず、今回は、映画の感想から。
 
 
この映画、『それでも、やさしい恋をする』の帯で知ったと思います。
 
ここ数年、腐方面は、昔ほど熱心でなく、二次創作や薄い本などかなり離れていまして、かろうじて、好きな作家さんの新刊が本屋に並んでいるのを購入するぐらいの状況でした。
 
ひょんなことから、ほぼ腐の友達がいない私に紹介してもらった知人から、その当時おすすめの何冊かを借りた中に『どうしても触れたくない』がありました。
 
久々に、泣いた。マジ泣いた。何回も泣いた。
 
ここから、私の腐LIFE復活!です。
 
全然、映画の話にいけない…
 
そんなこんなで、原作が先な私です。
 
BLの映画化は、ある程度は観てるかもしれない。ここに触れると本編にいけなくなるので、ここも近々合わせて書きます。
 
その帯から、映画化の情報を知り、しかも、あの写真、まんまと釣られました。
 
ただ、このジャンルの映画、諸刃の剣。
原作が好きなだけに、やはりどうなるのか怖い。でも、観たいとの葛藤でした。
 
 
で、以前、タクミくんでもお世話になった、シネヌーヴォx。
ここ、初めて来た時の衝撃は、多分、みなさん感じてる、視聴覚室か?!て思う、なかなかの映画館です。
ほんとここ、味があっていいんです。単館映画館の独特の雰囲気が。
昔、扇町ミュージアムスクエアとかシネマヴェリテ、好きだったのになくなってしまって本当に残念。
 
やはり上映はここかと。
 
 
ここの映画館は、中の空気が独特で、特に、このジャンルの映画は、物音すらままならないと言うか、他の方の緊張感が伝わってきて、特に、初見の自分自身もまだ観ぬ期待と不安で、場内の空気に飲み込まれそうになるのです。
 
 
 
で、観終えた私。
 
映画館を出て、振り返り、ここいつもの視聴覚室(愛故に)だったよな?
七藝だったかな?
ん?ん?ここどこ?
としばし、その場で自分のいる場所を確認しました。
 
 
そのぐらいこの映画、BL映画とカテゴリー的にはこちら側にあるものの、私としては、邦画の単館でするものと何も変わらないのではないかと。
 
でも、やはりジャンルとして、また、原作もBL作品という事なのでどうしてもそちら側に(肌色)過度な期待も少なくともあるのは否めないわけで、前情報入れて行かずに観た私は、ん?これは?っとなったのが、初見の感想です。
 
しばらく帰りの道を歩きながら、考えました。
 
もう1回観に行こう。(まんまとこの時点でハマっとるやないか-いっと今の自分ならこうツッコミますが、この時点ではもちろん映画自体は映像も音楽も全体的に静かで観心地はとてもよかったのです。)
 
が、これ、ジャンルとしてはBL映画とカテゴライズされている訳ですよ。ですよ。
 
萌えツボが私には1回では拾いきれなかったのです。(自分比)
 
構えすぎたのか、期待しずぎたのか、自分の気持ちが理解できなかったのです。お一人様で行ったので、観終えた感想を熱く語る事もできず、ただ悶々と帰り道、映画の映像を思い出し思い出し帰りました。
この気持ちはなんなのか、萌えってなんなんだ?どこなんだ?
映画自体よかったのか悪かったのかわからなくなったのです。困惑。
 
答えが出ないので、もう1度観れば謎は解けるのではないかと。
 
 
正直、そういう(肌色)のシーンは、私自身はなくてもいいと思っている派なんですが、萌えツボさえあれば、そこだけ脳内再生して何ヶ月も萌えれる自信あります。
 
ジフンの『アンティーク〜西洋骨董洋菓子店〜』なんて、もちろんそういう要素は含みつつ、ジェウクとジフンは大きな絡みは、ほぼほぼないけど、ジェウクが元カレに乱暴されそうになるシーンで、ジフンが助けに来た時の安心して抱擁する映像だけで白飯10杯はいけるんです。その後の、脳内再生ももちろんできちゃうんです。
 
 
それだけでいいんです、私の萌えツボなんて。
 
 
ここまでだらだらと引っぱって、何が言いたいかと言いますと、唯一、嶋君がデレるシーン(転勤前の名シーン)、なんでバックショットなのーーーーーーーー><
 
多分、私のしょうもない萌えツボなんて、このシーンが横のカットだけで、肌色のシーンさえもいらないぐらい、かわいいもんなんですよ。
 
初見では、拾えなかった萌えツボを、2回目はメイキングで予習し、原作も台詞覚えちゃうぐらいに読んで、挑みましたよ。(気持ち悪いですねー、私)
 
少なからずも、萌えツボ拾えたかな?目線の演技とか米原くん自身のかわいさとかあったものの、ここーー!観たいな大きなポイントが、やっぱりあそこなんですよ。
 
あそこのカットさえ横向きならば、脳内再生してる時も、あ゛ーーーなんであそこ横じゃないんだーって、1日何回か、うなだれてしまうぐらいにもったいない。
せっかく、あんな素敵ですばらしいポスターで(少なくとも私は1本釣りで釣られた女)、横顔だけであんなに綺麗なのに、なんで本編でそれがないの><ってなってしまう訳なんです。
 
デレクターズカット版とかでどーにかならないですかね?痛切に願う。
 
 
 
なんやかんやだらだらと書きましたが、結局のところ、ほんとに素敵でいい映画だったのは間違いないです。
 
BL映画というカテゴリーにされてしまうのは、ちょっともったいない気します。
それだけでやはり、色眼鏡で見られてしまうだろうし、ただ、これだけヒットしてるのは、作品がそういうフィルターを超えるぐらいにいい物であったから、ここまで人気が出たのだろうと思います。
 
とりあえず、後2回は観に行こうかなと。結局ハマってる。。
 
長々とただただ萌えツボに熱くなってしまった事をお許しください。
 
 
 
 
さーて、来週は、
 
『シンプル・シモン』
聖闘士星矢 LEGEND of SANCTUARY』
『グランドブタペストホテル』
 
の3本です!
来週もまた見てくださいね!
じゃんけんぽん!
うふふふふふ。